韓国・国会でICO許可に向けた提案
韓国国会は、初期コインオファリング(ICO)について、合法化に向けた公式な勧告を発したと伝えられている。
国会での提案
韓国〔businesskorea〕の報告によると、韓国300議員定員制の国会で、昨年9月から続くICOの禁止措置について、投資家を保護する規定を準備し、それらを遵守することを前提に国内のICO許可に向けた公式の提案を行っている。
この提案は、5月28日の第4回産業革命特別委員会最終総会で発表された。
『暗号化取引の透明性を高め、健全な取引環境を確立するために、民間の専門家を含む特別チームを作る必要があります』
『国会常任委員会を通じて、ICOの許可を含む暗号化取引の法的根拠も確立する』
今の段階では「あくまでも提案」
現段階では、提案が行われたに過ぎず、正式に何かが承認されたわけではありません。
とはいえ、この状況が今後数週間でどのように展開するかは注視していく価値がある。
現状の「国内がダメだから外でICO」は、非効率的
韓国政府がICOのガイドラインを提示していない為、国内のブロックチェーン企業などは、シンガポール・香港・スイスなどに現地法人を設置してICOを行うなど、不必要なコストを支払っている現状がある。
また、投資家も詐欺や偽装ICOのリスクにさらされています。
なるほど…ICOを行う側は国外に法人を作ればいいですし、投資家側も海外拠点のICOに投資するだけの話ですからね。
禁止をしていても効果が薄いばかりか、新しい技術の発展に重要な、ブロックチェーン関連企業の海外流出に繋がる可能性もあるでしょうし。
スイスなどの国ではブロックチェーン企業の誘致に力を入れていますし、そういった現状を鑑みれば合法化を検討するのは当然の動きに感じます。
ICOには高リスクな面もありますが、ザックリと全面禁止にしてしまうよりは、上手にコントロールするための環境を作る方が、その国にとってプラスになる部分があるかもしれませんね。
この記事は海外のニュースを翻訳・編集し、筆者の主観で注釈を入れています。 できる限り正確な情報を意識しておりますが、翻訳による言葉の意味の誤認等がある可能性もあります。 その点にご留意の上、ご覧くださいm(__)m ※参照元※この記事はコチラのニュース記事を参考に執筆しました。
www.businesskorea.co.kr
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