韓国・ニセ取引所の出現
韓国の政府と金融当局は、投資家に対しビットコインや他の仮想通貨の取引を行う《不正なニセ取引所》の出現を警告している。
韓国主流メディアである[chosun.com]によると、最近のビットコインブームを狙った形で、まるで政府が公認した取引所であるかのように広告し、投資家を集める「ニセ取引所」が横行しているという。
名前からして…
韓国取引所(略称KRX)[もともとの名称は韓国証券取引所]は、ある仮想通貨取引所に対して内容証明を送付し、「商号とHPに記載している文言の変更」を要求したと明らかにしました。
韓国取引所から要求を受けた仮想通貨取引所は《BitKRX》という名称で運営を行っており、『あたかも韓国取引所と関連性があるかのような誤解を生む恐れがある』事が今回の発端とされる。
さらにBitKRXのホームページ上では、韓国取引所で使われているキャッチフレーズを、そのままHPにコピーしているとして、韓国取引所は抗議を行っている。
《画像引用元⇒http://biz.chosun.com》
上の画像⇒仮想通貨取引所[BitKRX]
下の画像⇒韓国取引所引用画像なので加工はしていませんが、両方の中央付近の文章が同じですね。
抗議を受けた取引所は、現在は社名を[BitKRX]⇒[BitKREX]に変更し、問題になったHP上のフレーズなども変更された状態だ。
しかし、韓国取引所側は、この仮想通貨取引所が再び投資家の誤解を招くような問題行動を行う可能性もあるとして、状況を注視していると説明した。
なるほど。日本の場合に例えて言えば、まるっきり関連性のない会社が…
[三〇東京U●JBit取引所]みたいな名称で運営して、HPのデザインやキャッチフレーズもパクってたという話ですね。
ある意味、商魂たくましいとも言えますね…
韓国では適切な規制の早期導入が求められている
韓国の金融監督院は『現状の仮想通貨は、[通貨]や[金融投資商品]として認定されておらず、そもそも仮想通貨取引所は、許認可の対象ではない』と説明し、投資家らに注意を呼び掛けている。
韓国では、入出金の遅れ・不安定なサーバー環境・個人情報の流出などの問題が頻繁に発生し、投資家の苦情が急増している。
無秩序な仮想通貨取引所の営業によって、投資家の被害が大きくなっており、韓国では政府の早急な規制政策の整備を望む声が高まっている。
もちろんキチンと運営している取引所も多々あるでしょうが、その一方で、劣悪な環境の取引所も後を絶たないようですね。
個人的には韓国に対してIT大国のイメージがあったので、このニュースは意外でした。
日本でも仮想通貨の名称をつけただけの投資詐欺などがありますし、今後もそういう話は増えていくと思われます。
決して「隣の国の話だから関係ない」と考えずに、私達も注意しないといけませんね!
この記事は海外のニュースを翻訳・編集し、筆者の主観で注釈を入れています。 できる限り正確な情報を意識しておりますが、翻訳による言葉の意味の誤認等がある可能性もあります。 その点にご留意の上、ご覧くださいm(__)m
※参照元※この記事はコチラのニュース記事を参考に執筆しました。
cointelegraph.com
http://biz.chosun.com




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